床にドスン(職員のつぶやき)
入居者様の部屋を伺うと、
「相談(話)があるんですが・・・」と声をかけられる機会がある。
入居者様はベッドに座った状態で話をはじめようとされる。
隣に座ってと言われる入居者様が多いのですが、
見下ろした状態でお話を聴くことも、人様の寝床に座ることも失礼
ですから、私は床にドスンと座ることから始めます。
床に座ること自体、行儀が悪くも感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、入居者様から職員に声をかけ、相談するというのは
意外と勇気がいるものなのです。
こんな事相談していいのかな?忙しいのでは?迷惑では?
職員にとって耳の痛いような相談内容であればなおのことです。
だから、他の場所から椅子を持ってくる時間ももったいない。
話してみようと思われた瞬間を大切にしたいのです。
それともう一つ
私は逃げずにあなたの話をゆっくり聴きます。
このメッセージをお伝えしたいからです。
ほんの少し苦しみが、不安が軽減できるのならそれで良し
だから、私は床にドスンと座る。
微力な私の小さな抵抗
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