いつまでも若造（職員のつぶやき）
事務所前の長椅子に腰かけるN様
「若いころの無理が今頃来てるんだよね～足腰が痛いのよ～」と嘆く
若いころ苦労されたんですねと声をかけると
「そうなのよ～歳のせいもあるんでしょうがね～」と苦笑い
歳を重ねると痛みや悪い箇所が出てきますよねと返答すると
「そうそう」と激しく同意されていた。
私は５０歳になる所ですが、私も腰が痛いんですよとお伝えすると
「なんて？５０ね。あんた、それは甘えだ」と一喝
自分は働きすぎで、あなたは甘えってひどくない？と反論すると
大笑いされるN様。
約２５年福祉に携わり、少しづつではあるが入居者様が抱える苦しみが理解できるようになってきた。
学んだという事ではなく、自分自身が入居者様の年齢に近づいており、共感できることが増えたように思う。
とは言え１００歳まじかのN様からみれば、５０歳なんて半分程度の若造
利用者の気持ちを理解するには、まだまだ時間がかかるようだ。
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