想いでは今も（職員Ｉ）
いつでも笑顔で元気な挨拶をされるBさん。
ある日、何気ない会話から、他界されたご主人様のことを語ってく下さいました。
「本当にいい旦那さんだったのよ」と、いつもと変わらぬ笑顔で話し始められた。
子どもさんには恵まれなかったようだが、ご主人との生活に、
寂しさを感じることもなかったそうだ。
部屋には、今もご主人様の写真が飾られていて、
「お父さんのところに行くのはまだちょっと早いから、こっちで元気に生活して、そのうちお父さんのところへ、必ず行くから待っててね」と語りかけることが日課だという。
ご主人に会うとき、胸を張り、私は懸命に生きてきた言えるように、
いつも元気に、素敵な笑顔で生活されているのではないかと感じられ、
私は心打たれた。
自分自身もそうなれるのか？羨ましくも思えた出来事でした。
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